消防隊とは、火災現場に真っ先に駆けつけ、住民の生命、身体、財産を、迅速、確実に守るエキスパートです。
真岡消防署消防隊が運用する車両は、化学消防ポンプ自動車、水槽付消防ポンプ自動車、消防ポンプ自動車の3車両です。
これらの車両を駆使し災害活動及び救急・救助の支援活動を行っています。

消防隊の搭乗する車両の紹介です

化 学 車
 

タンクの水以外にも、油・電気・ガス等の火災に有効な消火薬剤が積載された車両です。

水槽付消防ポンプ自動車
(タンク車)

タンク内の水を放水することが出来るために、当消防本部では火災現場に直近に停車し、消火活動を行っています。 

消防ポンプ自動車
(ポンプ車)

中継送水が火災活動での主な役割です。車体が小型なため狭い場所では特に活躍しています。

装備の説明

ホース

消防車から現場まで送水するために使用。口径には40㎜、50㎜、65㎜があり、用途によって使い分けている。

管そう

消防車から延ばされたホースの先端に取付け、放水するための器具。ノズル操作により霧状にしたり棒状にしたり出来る。

とび口

火災建物の壁を剥がしたり、窓を割るなどの破壊器具。

ラインプロポーショナー

タンクの水以外にも、油・電気・ガス等の火災に有効な消火薬剤が積載された車両です。

ネット式簡易発泡器

噴霧ノズルの前面にナイロン製の発泡ネットを取付けて使用する。消火薬剤混合液をネットに放射して空気泡を発生させる。

ピックアップ式泡ノズル

延長したホースの先端に取付け消火薬剤を吸引し、泡を発泡する。

放水銃

車両上部に取付けてあり、広範囲に放水ができ、化学車では泡放射も可能。

ブースターホースリール

積載水を有効かつ高圧で放水する。

ジェットシューター

噴霧ノズルの前面にナイロン製の発泡ネットを取付けて使用する。消火薬剤混合液をネットに放射して空気泡を発生させる。

ウォーターチャージャー

名前の通り、車両からジェットシューターに水を補給するときに使用。

油吸着材(オイルブロッター)

流出した油脂類を効率よく吸着できる。オイルブロッターはマット式。

油吸着剤(キャンソーブ)

オイルブロッター同様、流出した油脂類を効率よく吸着できる。キャンソーブは粒状の物。

電動ホースカー

バッテリーを積んでおり、電動で迅速にホースを延長できる。ポンプ車の後部に積載。

救急支援資器材

救急支援出動時に救急隊よりも先に現場に到着した際に使用。

救急支援出動とは

救急支援出動とは、消防車と救急車が同時に救急現場に出動することです。

※火災出動との違いは、サイレンのみを鳴らし現場へ急行します。カンカンという警鐘は鳴らしません。

下記の状況などで実施しています。

  • 重症傷病者を車内に収容する際に、救急隊のみでは人手が不足する場合
  • 管轄の救急隊が出動中で、隣接する市町から救急隊が向かうため到着が遅れる場合
  • 幹線道路などでの交通事故の際、救急隊の活動に支障がある場合

支援活動は、
救急車内への収容補助・応急処置・交通事故現場での救急活動スペース確保など
救命率向上・被害の軽減を目的としています。

ご理解・ご協力をお願いいたします。